溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

InkpadでIllustratorのデータを編集する

iOS用のAdobe Illustoratorアプリとしては、本家AdobeからIllustrator Drawというアプリが出ているのですが、Adobe CCのアカウントを持っていないと他のアプリと共有ができない。Adobe IDではダメなんです。

弊社は未だにIllustrator CS3を使っているので、Adobe CCなんておそらく使う予定はない。自宅のPCには相方が買ったCS3があるので、仕事を持ち帰ることができるのですが、スタイラスが使えるiPadではなんともならなかった。

iOSのドローツールとして、3年前にInkpadのことを書いたことがありました。
tessy3.hateblo.jp
このときは、下書きをInkpadで書いて、Illustratorにコンバートすることを想定していましたが、今度は逆にIllustratorのデータをInkpadに移してみました。

やり方は至って単純で、

  • IllustratorのデータをSVG形式で保存
  • 保存したファイルをDropboxにアップロード
  • Inkpadで開いて編集する

という手順。ちなみに、InkpadからIllustratorへは逆の手順で行く。

  • InkpadからDropboxSVG形式でエクスポート
  • Dropbox内の先ほどエクスポートしたSVGファイルを、自分のPCにダウンロード
  • IllustratorSVG形式ファイルを開く

ちなみに下絵として、500KB程度の写真を貼った、1MB程度のファイルを今日は弄りました。メモリの問題もあるので、iPad Airでどれぐらいのサイズのファイルまで編集できるか検証したいところである。(13:43追記:すべてベクターデータのIllustratorで18レイヤー、35MBのデータをSVGに変換して、Inkpadで開いたら、動作はもたつくもののデータの編集はできた!ちなみにSVG変換後のファイルサイズは9MBであった)

注意点は、IllustratorからSVG形式で保存する際に、フォントの文字をAdobe CEFではなくSVGにすることぐらいかな。f:id:tessy3:20160316130927j:plain

Inkpadで濃った絵を描くというよりも、仕事で使う図やチャートの修正程度なので、Inkpadの性能で十分だったりします。


3年前はInkpadを有料で購入したけど、今はオープンソースになっていて無料でインストールできます。

あとは設計ができるアプリがあるといいけど、本格的に使おうとすると有料になってしまうけど、コンセプトというアプリに注目している。


Office系はMicrosoft OfficeGoogle Docsを使い、ドロー系はGoogle DrawかInkpad。これで簡単な作業ならiPadでも仕事ができる。うん、ますますMacbook Airを持ち歩かなくなりそうだ(笑)