溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

画像認識による食事管理アプリを比較してみた

travel.spot-app.jp この記事で、食事の写真をAIによる画像認識で、メニューを判別し、カロリーや摂取栄養素を求めるアプリがあることを知ったので、2つほどダウンロードして試してみることにした。

試してみたのは、記事にあるカロリーママとあすけんである。 caloriemama.net

www.asken.jp

基本機能や無料・有料の違いはあるが、とりあえず同じ食事の写真を撮影し、画像認識の精度を比較してみた。

メインは焼き鯖、小鉢はアサリ、サラダはオクラ、水菜、人参、レタス、コーン、ズッキーニである。 あすけんの方は、小鉢を白身魚のホイル焼きと勘違いしているが、その他はまずまずと言ったところ。一方、カロリーママはメニューの誤認識が目立つ。 ただ、どちらもサラダの構成までは区別せず、単にサラダと認識するのみであり、どういうサラダはユーザーに選ばせるようである。 ざっくりした判別にしか使えなさそうである。

ただ、どちらのアプリも共通なのだが、一般的なメニューしか判別ができず、例えば以下のような写真はメニューがわからないようであった。 また、山芋とろろも認識できていない。ご飯は麦飯なのだけど、これも普通の白米と認識している。サービスとして運用するには学習が足りないのではないか。

これらのアプリはコンビニなどの商品名からメニューを選ばせる機能もあるが、これもあすけんの方が候補商品が多く登録されていた。ファミリーマートで買ったものだが、カロリーママはファミリーマートの商品自体が登録されていなかった。

機能面で言えば、管理栄養士からのアドバイスや画像認識によるメニュー判定はあすけんは有料(月300円)、カロリーママは無料、ただしあすけんはiOSのヘルスケアと連携し、摂取カロリーや栄養素を登録することができる。

機能面ではあすけんが優秀だけれど、それでも食材の判別制度は低いので、有料サービスを使うほどの優位性はないと思われるので、ざっくりした管理でいいと思う人には写真を送ってアドバイスをくれるカロリーママの方が楽しいと思う。

カロリーや栄養素を厳密に管理したい人にとっては、現状では画像認識は使い物にならず、結局、食材単位で記録していくより他ないので、あすけんの無料機能やUnder armourのmyfitnesspalなどを使う他ない。

www.myfitnesspal.com