快適なネットサーフィンができるGoogle Chrome
みなさんは、どういうwebブラウザを使ってホームページを見ていますか?
きっと、Windows XPやWindows Vistaに最初からついてきたインターネット・エクスプローラーを使っている人が大半なんじゃないかと思います。
僕は、長らくの間、Firefoxというブラウザを使ってきました。Netscape Navigator 2.0の頃からですから、もう10年以上ですね。ちなみに初めてインターネットを見たときはMosaicというブラウザでした。もう15年前のことですね。OSもWindows 3.1の頃です。
そんな僕なのですが、最近、Javascriptを多用した処理に時間のかかるホームページが増えてきたので、Firefoxを会社で使っていると、パソコンからCPUファンの回るうるさい音がしてきます。
この現象をなんとかしたいと思い、パソコンを開けて掃除をしてみましたが、ファンまで手が届かないのでもう諦めていました。
WebブラウザもFirefoxに変わるものをと考えていましたが、Firefoxの拡張性が捨てきれませんでした。Firefoxでどんなことができていたかというと、
- 少ない動作で英語ページを日本語に翻訳
- ホームページのはてなブックマークコメントの表示
- Gmailの新着チェック
- ホームページのスタイルシートを独自に設定して、広告を消したり、背景画像を見えないようにしたりする
- マウスジェスチャーで右クリックを押しながら左にマウスを動かすと、一つ前のページに戻れるようにする
- ホームページの気になる記事をワンタッチでコメントをつけてインターネット上に保存して、どこからでも見れるようにする
などなど。
Webブラウザを変えるにあたっては、これらの機能が使える、もしくは拡張機能として追加できるブラウザで、Firefoxよりも動作が軽いものにする必要がありました。
Googleが出しているGoogle ChromeのWindows版は、そのJavascript処理の速さが昔から注目されていましたが、拡張機能が使えるようになったこと、そして僕が使いたい拡張機能がおおよそ出そろって、Firefoxから乗り換えることができました。
僕は会社のWindowsXPと家のMac OSX Snow Leopardの両方でGoogle Chromeを使っています。このChromeに入れている拡張機能は以下の通り。
2ch Browser Userscript
2chを見るときに、レスをポップアップさせたり、ttpで始まるウェブサイトをちゃんとリンクさせたりできる。厳密には拡張機能ではなく、userscriptによる拡張。インストールはtmkkの物置きから。
AutoPatchWork
Googleの検索結果や、新聞のサイトなどで次のページの内容を読み込んで、今読んでいるページの内容の下に表示する。要するに次のページへをクリックしなくても次のページの内容を読む拡張機能。インストールはここから。但しMacでは使えないのでAutoPagerizeにあるAutoPagerize for Chromeを使用。
Bubble Translate
選択した英単語の日本語訳を吹き出しで表示。インストールはここから
Chrome Keyconfig
キーボードでスクロールなどを操作。例えばjで下へ、kで上へスクロールできる。Googleの検索結果から見るページにpで印をつけておき、oで印をつけたページをタブで全て開くこともできる。インストールはここから。
Taberareloo
見ているホームページをはてなブックマークに登録したり、Twitterに投稿したり、Tumblrに投稿してスクラップしたりいろいろ。ここからインストール。本格的にGoogle Chromeに移行したのはこの拡張がで出たことが大きい。
Hyperwords
見ているページの言語を別の言語に翻訳したり、ページ内の単語をGoogleやらWikipediaで調べたりできる。実はこれを書く直前に見つけた拡張で、もともとはFirefoxの拡張機能として提供されていたもの。Google Chrome用もあったとは知らなかった。非英語圏のホームページを英語に翻訳(もしくはそこから更に日本語へ翻訳)するのに使っている。インストールはここから。
会社のGoogle Chromeで使っている拡張機能はこの通り。他にも入れている拡張機能はあるが、入れても使わなかったり、無効にして使えないようにしていたりしています。自宅のMacで使っているツールは別途解説します。
Google ChromeはWindows版、Mac版とも出ています。Windows版はBeta版が拡張機能が使えるのに対し、Mac版は拡張機能は使えないので、オープンソースでの開発版であるChromiumを使っています。
ダウンロード先はWindows用のベータ版は、ここGoogle Chrome(BETA)、Mac版のChromiumはここページ内の一番数値の大きいフォルダの中にあるchrome-mac.zipからダウンロードできます。ただしBeta版とか開発版ですので、使用は自己責任ですよ。