溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

「特に危険な道路は自転車の通行を禁止するなどの措置を講ずる」という条項は削除らしい

警察庁からの公式発表まで待ったらどうだろうか。
疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」 | melma!より、

 速報である。
 警察庁は、今回の道交法改正にあたり、<提言4-2-4>すなわち「特に危険な道路は自転車の通行を禁止するなどの措置を講ずる」の部分を、法案化しない方針を固めた。

出典も何もない状況で、こういうことを書かれても信用するわけにはいかない。この道交法改正の動きは、歩道の歩行者を自転車の危険から守る闘い、自転車が交通手段として立派に機能するための闘いという見方もできれば、ヒキタさんの壮大な釣りネタとも読めるわけで。で、さあ、既に「特に危険な道路は自転車の通行を禁止するなどの措置を講ずる」はやってんだよ。名濃道路とか。今さら何をと思わなくもない。意外と警察庁が知らなかったのかもしれない。

「自転車道に一本化することが望ましい」

警察庁はそう言っても、警察庁がつくるわけじゃなくて、それは国土交通省や自治体の事業なんだよね。国土交通省は歩自分離の方向を打ち出しているので、警察庁と足並みがそろうことになるが、さりとて自転車レーンだけを整備するっつーのも費用便益の観点からしてはっきり言って無理だと思う。既存道路ではよっぽど覚悟決めて予算がつかない限り無理だろう。となると、結局現状のままで残されることになるなあ。自転車乗りの人は、これからは自転車道や自転車専用レーンを整備してもらうための財源確保のため、「道路特定財源」の一般財源化には反対しましょう。
この話でよく、自動車業界が云々という話が出てくるが、自動車業界は自動車を売ることが仕事であって、使うかどうかは知ったことではない。むしろ現場の意見としては物流業界の方がネックになるのではなかろうか。