朝青龍とマスコミ、相撲協会
今日の日経と産経のコラムが、内舘牧子の横綱審議委員の退任のことについて書いている。
日経は、内舘牧子の横綱審議委員の退任自体が主題のコラムになっているのに対して、産経は後段に登場する民主党の普天間基地移設問題が主題になっている。
産経の普天間基地移設問題へのスタンスは僕は正しいと思っているのだけど、こと朝青龍に関しては
仮病で巡業をさぼり、故郷・モンゴルでサッカーに興じて顰蹙(ひんしゅく)を買ったこともある
と、いまだに悪意に満ちた書き方をしている。朝青龍はヒールであることを自覚してそれに徹しているのだ大丈夫だろうけど、マスコミはいまだにこう考えているのかと思った。これは日本相撲協会も横綱審議委員会も同じスタンスであろう。いや、そういう協会や横審のスタンスからマスコミが報道基調が決まっているというか。
朝青龍のサッカー問題に関しては、この辺のスタンスに僕は近い。
だからといって、日本相撲協会や横綱審議委員会には、改革をしろだのオープンにしろだの言うつもりもまったくなく、古式ゆかしき伝統は守り続けていただきたいと思っています。