溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

みうらじゅんのスライドショーに行ってきた

みうらじゅんのスライドショーを見てきました。
主催はかすがい市民文化財団。
みうらじゅんを「文化人」と称して上司を説き伏せたそうです。


電車で春日井の駅を降りると、いかにも「それ」そうな若者達が大勢。近隣住民に言わせると「こんなに若者が多いのは初めて」だそうだ。


最初はゆるきゃらショーからスタート。
4体でゆるきゃら音頭にあわせてゆるーい踊り。
その後、男たちの大和のタイトルバック(関係ない)を背にみうらじゅん(以下MJ)降臨。


で、スライドショーへ。
小学生の頃から仏像写真をスクラップしては俳句(季語なし)を書いていたMJ。おじいさんが勝手に立ち上げた歴史研究会の腕章を身につけて、遺跡発掘現場に無断で乗り込むMJ。小学生であることをいいことに、立ち入り禁止の区域に堂々と乗り込み、仏像を手でべたべたと触りながら間近で写真を撮り続けるMJ。あらゆるキャラがbuddismから来ていると豪語するMJ。エマニュエル夫人のあのポーズは弥勒菩薩が発祥。そして勘違いをした「しげる・松崎」。


ゆるきゃらを見るためだけに秋田、広島に出張するMJ。ゆるきゃらの登場から撤収までストーキングしてビデオに収めるMJ。その他変な看板の写真を相手にトーク。VOWを読んでいた頃を思い出したよ。


ムカエマカスハガなどMJワールド全開。
「かのそかできますように
  もでもでにしでください」
絵馬はこの人も有名。


えまののぞきみ
http://homepage3.nifty.com/usokyouen/oouso/ematop98.htm


スライドショーが終わると、第二部へ。
第二部は勝手に観光協会
ご当地ソングを勝手に作って勝手に歌う。
パートナーは安斎肇。安斎さんは不思議な貫禄があった。
MJのギターと安斎さんのオカリナ(当て振り)が紡ぎ出す脱力系の不思議なハーモニー。安斎さんのオカリナがすごくいい味出しています。会場に失笑がおきる。


次は、短編映画。
10年ほど前に吉本に予算100万円で依頼されたプロモーションフィルムを披露。天素のメンバーが参加。岡村とバッファロー吾郎以外はわからんかったぞ。まあ、間違ってもテレビではできんネタですな。
あと、仏像を怪獣に見立てた特撮映画も。


その後、一旦終わるのだが、誰も要求していないのに勝手にアンコールと称して、MJ登場。どうやら段取りを一つ間違えていたらしい。


そして、MJが現在ご執心の1文字ずつ看板などの写真を使いながら般若心経を唱えるという取り組み。まだ全ての文字の写真がないので鋭意募集中とのこと。日本では使われていない漢字もあるので、中国に旅行された方は是非とも。般若心経のバックバンドは安斎さんの木魚。


で、おしまい。
一行は手羽先を食べに打ち上げに向かったそうです。