人口で都市を区別することが無意味になる。
市町村合併により巨大な自治体が次々に誕生している。
私は仕事上、行政関係のデータを取り扱うことが多い。特に全国的なデータを扱う場合、都市規模別にデータを集計するということがよくある。これは人口集積度合いによってデータの傾向が異なるかどうかを検証するために行うことが多いのだが、市町村合併によって、確たる集積もないまま人口10万人だの、20万人だのといった自治体が誕生しているので、人口で都市を区分することが無意味になってきている。
政令指定都市においても、これまでは各地方の中心都市以外の政令指定都市は首都圏の4市、近畿圏の2市、そしてかつての重工業都市北九州だけであったが、ここに静岡市が加わった。更に浜松市も政令指定都市移行を目指そうとしている。
人口で見れば、政令指定都市と見なしてもよいのかもしれないが、都市の格(といっても言葉にしにくいのですが)からいけば、政令指定都市とは認めたくないなあと思う今日この頃。
分析がしづらくなってきました。