溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

親指シフトキーボード配列を使ってみる

 最近、日本語入力の速度を上げるため、親指シフトキーボード配列(NICOLA配列)でキーボードを打っている。使い始めて1週間程度の現状と感想は以下の通りである。

現状

  • 9割方のキー配置は覚えた。右手下段のキー配置の記憶があやしい。
  • よく間違える。「く」「つ」「こ」、「め」と「ぬ」、「ゆ」と「む」とか
  • まだ一字一字頭の中で確認しながらないと、打鍵できない。
  • まだロ−マ字打ちよりも格段に遅い。おじいちゃん並みのスピード。

現時点での感想:

  • 一字一打鍵は考えながら打つときは楽。
  • シフトキーの連打が続くと、打ちにくい。
  • よく使うキーが不便な場所にある。「に」とか「か」とか。
  • 親指が手のひらの下に入ってしまうので打つのが窮屈
  • 全角のセミコロンが打てない。
  • ATOKとの併用には注意が必要。ATOKでの無変換のキーを殺しておこう。
  • 「?」が遠い。(「変換」+「1」)

 親指シフトは実は打ちにくいのではないかとさえ思うのだが、そういう意見はあまり見られないようだ。

 日本語入力の速度を速めたいという願望は以前からある。古くは東風荘で麻雀をやっていた90年代後半の頃。チャットのスピードが早い人からカナ配列を覚えることを薦められた。
 しかし、カナ配列はキーボードをいっぱいに使うため、ホームポジションから指が離れること、動かしづらい小指を動かす量が多いこと(特に僕は以前右手小指を骨折したことがあるため、この指が動かしづらい)、小さい文字や濁音、半濁音は2ストロークが必要であること、全角の数字や記号の入力ができないこともあって、習得を断念した。

 その点でNICOLA配列は、

  • ホームポジションからほぼ手を動かす必要がないこと(動かすのは概ね指だけ)
  • 打てるキーは1ストロークで打てる

という点が魅力的だと感じたので使ってみたわけだが、現状では上記の通りのレベルである。

 さて、入力速度を速めるにはローマ字配列のままで早く打てるように頑張るか、NICOLA配列を完璧にマスターする(脳で考えなくても反射的に打鍵できるレベルまで高める)かの2種類しかなさそうであるが、実際には編集やカーソル移動なども早くする必要が出てくる。窓使いの憂鬱あたりを使って、分裂勘違い君劇場 - 思考の速度でパソコンを使う技術Wisteria::Diary - Phase 12iを参考にホームポジションで編集操作ができるようにしとかなあかんな。