抜釘手術を受けた

　今日は朝から抜釘手術を受けました。2年前のオートバイ事故で左足の膝から下に入れた金属を抜くのです。
　昨日の夜から絶食をして今朝から点滴を打っています。
　手術の15分前に点滴台を引きずって歩いて手術室に入りました。今回は下半身の手術なので、上半身はそのままなので手術中はiPODで音楽を聞いてもよいとのことで、ヘッドホンも持参します。
　まずは、麻酔から始めます。腰椎から麻酔をしますので、手術台の上で右を向いて体を丸めます。この時点で全裸です。相当恥ずかしい。
　一度目の麻酔がなぜかあまり効きません。お酒が強い人は麻酔が効きにくいらしいのですが、ぼくはお酒はそう強くありません。なんでや？
　結局、麻酔のやり直しをしたので、麻酔だけで１時間かかりました。この手術は早ければ１時間、長くとも１時間半ぐらいで終わりますが、既に長時間化確定。
　次に膝下に２本、足首に１本入っている釘を抜きます。これも、足の中で釘がまわってしまったらしく、抜くのに手間が掛かり、１時間ぐらい掛かりました。
　次に膝下から足首までとおっている金属の棒を抜きます。骨折してから２年が経っているので、いろんなものが癒着していて抜きにくくなっているようです。ヘッドホンの上から工具の音が聞こえてきます。大工仕事のよう。
　これも１時間かかりました。
　最後は縫合と放尿です。普通は手術時間が長い場合、放尿用の管をつけておくのですが、今回はなにもしなかったので、３時間強の間溜まったものを出してもらいます。自分では身動きがとれず、力も入らないので看護婦さんのなすがまま。全裸ですから恥ずかしいったらありゃしません。
　縫合と放尿を30分で終えて手術終了。長かった。
　麻酔を多めにしているので、麻酔がきれるのは今日の夜中、それまでは点滴のみで、絶食です。麻酔が切れたら、風邪を引いたり切り口が痛んだりするんだろうね。明日、歩ければいいのだけど車椅子がせいぜいかな。
　
写真：術後のレントゲン