溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

速聴

 僕は鏡に写った自分以外の姿を見るのが嫌い。見るだけでなく声を聞くのも嫌い。つまり自分の写った写真や、自分が映っているビデオ、自分の声が入った音源を視聴するのが嫌いなのだ。
 なんというか、恥ずかしいのです。
 自然の姿は見苦しいものだし、ちょっと見栄えや聴きばえをよくしようとしている姿も、後で見るのはさぶいぼが立ちます。
 なんか空回りしてるしー。
 自分、ちょっといちびってんちゃうーん。
 ですので、僕の写真には自分が写っている写真はすごく少ないのです。昔の写真を見ても、人が楽しんでいる姿を見て懐かしみますが、なぜそこに自分が写る必要があるのか、なぜ自分が写っている写真をもらうのかが理解できないのです。
 さて、昨日、今日と仕事でヒアリングをしました。
 ヒアリングの内容はICレコーダーに録音しておりまして、相手の声はもちろん、インタビュアーである私の声も録音されています。
 ですから後で起こす際に相手の声だけでなく、自分の声も聞くことになります。気乗りがしません。
 そこで、録音されたデータが入ったMP3ファイルを速回しすることで、自分の声っぽくなくしてしまおうと考えたのです。
 普通の再生ソフトでは再生速度の変更はできません。
 適当にググってみると、Lilithというプレーヤーソフトがでてきます。もちろんこれでもいいのですが、僕はセカンドプレーヤーソフトとして使っているfoobar2000を使いました。
 foobar2000の場合、soundtouchというプラグインを入れるとテンポやピッチ、レートの変更ができます。Special Installerからインストールしている場合には既にsoundtouchプラグインも入っているので、preferenceからこのプラグインを有効にしてください。
 再生速度を上げることで、ノイズ音に比べて声の音が高くなりますので、ノイズに消されて聞き取りにくい声も、聞こえるようになります。しかも再生速度が速いので、テープ起こしの時間も短くなります。
 ちなみに、foobar2000の場合、Xキーで一時停止/解除、カーソルの左右でそれぞれ10秒戻る/進むとなります。昔は再生中のキューなどは、テープレコーダーの早送り/巻き戻しを押し続けてましたが、MP3になって随分と楽になったものです。
 あとは音声認識が進んで、MP3ファイルの音声部分をテキストファイルとして起こしてくれると楽なんだけどな〜。
 各機能をフルに使うと、4倍速ぐらいで速聴できるんじゃないかなー。能力開発にも役立ちマスです。