溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

いざ、セントレア

ここ数日、自転車の利用促進策の調査企画書を書くために、自転車関連の新聞記事やサイトを漁っている(一昨日のエントリはそういうプロセスの中での結果のメモです)と、とたんに長い距離を走りたくなったので、意を決して、今日、自転車でセントレアまで行くことにした。とは言っても、セントレアまでは自転車でたどり着けないので、対岸の常滑まで自転車で行って、常滑からは電車でセントレアに行った。
常滑まではおよそ30km。かつては片道20kmの距離を毎日自転車で通勤していたから、30kmぐらい屁でもないだろうと思っていたのだけれど、今は片道わすか6kmという短い距離なので、いきなり30km走るのはとてもきつかった。しかも今日は暑く、風も吹いている。そしてレーパンもジャージもクリート付きのシューズもビンディングペダルも持たない私は至って普通の格好で走っていたわけです。途中で完璧スタイルのTREKの人に、軽やかに追い抜かれていきましたよ。ええ。僕、30km/hで走っていたのですけど。
途中、道を間違えたり、コンビニで休憩したりしながら、2時間かかって常滑に着きました。陶磁器会館というものがあったので、しばし見学した後、周遊コースを自転車で廻りました。なかなかよさげなところだったので、今度、改めてゆっくり来て、体験教室でも行こうと思った次第。1時間ほど常滑で過ごした後、電車でセントレアに移動した。
セントレアは全体として作りはシンプル。関西空港を反面教師として作っているせいか、外見もそんなに凝っている感じはしない。もっとも電車で来ても、クルマで来てもターミナル全体を外から見ることはあまりないと思うので、レンゾ・ピアノなんぞにデザインさせなくてもよいのだろう。
中は観光客向けの物販や飲食施設が充実していて、飛行機利用以外の目的でも楽しめるように配慮されている。もともと飛行機利用だけを考えていても空港の利用客は伸びないので、物販、飲食機能を強化したようだ。この辺が関空を反面教師としたところか。現在の関空は対岸のりんくうタウンに、プレミアムアウトレットや、イオンりんくうショッピングセンターなど、集客施設ができている上、関空自体の物販・飲食機能が弱いので、空港利用者しか関空に来ないが、セントレアの場合は対岸のりんくう地区が全く開発が進んでいないことと、常滑市自体が物販・飲食施設が少ないので、物珍しさも手伝って、今なお来客が非常に多いようだ。
帰りは、常滑駅から自宅まで距離と時間を計ってみた。途中、喫茶店で漫画を見ながらアイスコーヒーを飲んでいたので、出発してから家まで3時間ほどかかったが、手元のサイクルメータでは、実走行距離32.41km、実走行時間1時間21分20秒、平均速度23.9km/h、最高速度 34.5km/hという結果であった。途中、激しくお尻とつま先が痛くなったのだが、レーパンやビンディングペダルを導入すると、この辺は解消されるのだろうか。ま、もっと体力をつけないといけないことだけははっきりしました。