パン

僕はイマドキの日本人にしては、かなりのご飯党で、毎日３食ご飯ばっかり食べてたりしたんです。むしろ、パンが嫌いというぐらいに。思えば、実家で生活していた頃、朝食にパンが並んでいても、１つか２つしか食べなかったし、給食のパンも好きじゃなくて、牛乳で流し込んでいました。
そのくせ、レストランのパンは好きだし、ヨーロッパに旅行したときには、パンばかり食べていました。ご飯好きなのに、ヨーロッパで米が恋しくならないんです。パン、好きじゃなかったんじゃなかったっけと。
でも最近、その理由がわかりました。要するに、スーパーやコンビニで売っているパンが嫌いで、パン屋さんで売っているパンは好きだったんです。まずいパンは嫌いやけど、美味いパンは好き。当たり前ですか？極端なんですね。
つい１週間ぐらい前に気づいたのですが、それ以来、毎朝の朝食はパン屋さんで１，２個パンを買って食べています。その場で焼いたパンはやっぱり美味いということです。そういえば、メーカー製のパンは添加物がいっぱい入っているかもしれないし。神戸はやはり美味しいパン屋さんは多いので、パンを食ってナンボです。関西は全国の中でもパンの消費量が多いらしく、神戸は１世帯あたりの食パンの購入量が全国平均の１．５倍（これは日本一らしい）だとさ。関西人はパンに限らず、うどんといい、たこ焼きといい、お好み焼きといい、粉ものが好きやからねぇ。
２年前まで東京に住んでいましたが、そういえば、パン屋さんが神戸に比べると少なかったような気がします。自転車で１時間かけて会社に通っていたので、途中には当然、美味しそうなパン屋はありましたよ。東京ウォーカーとかに出てそうなパン屋じゃないけど、意外とそういうところの方が美味しいねんって。たぶん。でも、あのときはパンが好きやないと思ってたから、よう買いませんでした。
今は違います。パン屋さんのパンは美味しい。でも実家に帰ったらやっぱりスーパーのパンやしな。今はいいけど、結婚したら奥さんは大変だと思う。だって、パン屋のパンしか食べられないんだから。できれば、家でオーブンを使って焼きたいぐらいです。
この日記は、DONQのクリームパンを食べながら書きました。