溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

5月21日、中部国際空港からベルリンへ

そろそろ、5月に行ったヨーロッパ旅行について書くことにしよう。
5月21日から30日までの10日間、ドイツとチェコに出かけた。相方はいろいろ見たいものがあったようだが、僕の目的はベルリンの変化を見ることとビールを飲むことである。
飛行機は中部国際空港から。中部国際空港からヨーロッパへ行く直行便は、ルフトハンザ、フィンランド航空、エールフランス(JALとの共同運行)の3つある。今回の目的地はドイツとチェコであることから、時間的にも費用的にもルフトハンザしかあるまい。
飛行機はエアバスのA300。さっそく機内でビールを飲む。ルフトハンザのビールはWarsteinerであった。このビールは僕は初めて飲むのだが、あとで調べてみると、ドイツで一番売れているビールなのだそうだ。日本でもこういうサイトで買うことができるようだ。ドイツビールうます。前の海外旅行がKLMのハイネケンに幻滅してしまったのにくらべると、ドイツビールは美味しいわね。

フランクフルト到着

フランクフルト・アム・マイン国際空港に到着して、ここからベルリンゆきに乗り換え。フランクフルト・アム・マイン国際空港はターミナルが3つあり、いずれのターミナルも50〜60もの搭乗ゲートがある。乗り継ぎだからそんなに移動することはないだろうをくくっていたが、フランクフルトから先はドイツの国内線になるので、フランクフルトで入国手続きをすることになった。しかも、ベルリン行きの飛行機は別のターミナルになるので、かなり長い距離の移動を強いられる。しかも誘導に従って進むと、非常階段のようなところを降りさせられることになった。本来は写真を撮るチャンスだったのだが、乗り換え時間が1時間ほどしかなく、乗り継ぎに必死だったので、写真はなし。階段で3階から1階へ降りて、長い長い動く歩道を2本乗り継いで、さらにエレベータで上がってようやくベルリン行きの搭乗口に到着。離陸15分前でした。

ベルリン・テーゲル空港到着

フランクフルトからベルリンへは1時間ほどで到着。ベルリン・テーゲル空港は前回の2000年の来訪に引き続き2度目。小さな空港なのでわかりやすい。さて、荷物を受け取って、ここから市街地へ出る。都心まで急行バスで行く方法と、最寄りの地下鉄駅までバスで行って、地下鉄で都心へ入る方法の2種類が考えられたが、後者の方法の場合、地下鉄に乗り換えるとホテルの最寄り駅まで乗り換えなしで行けるので、こっちの方が便利っぽい。

バスに乗る前に、まずは切符を買う必要がある。そのためにはユーロを用意せねばならぬ(この時点で日本円しか持っていない)

今回のヨーロッパ旅行で一つ決めていたことは、現地で両替をせず、またトラベラーズチェックも持っていかないということである。その代わりとして、クレジットカードや新生銀行のインターナショナルキャッシュカードを使って、現地のATMでお金を下ろそうと思ったのだ。

さて、空港でATMを探したのだが、これが見つからない。両替はあるが、いきなりそれを使いたくはない。
ターミナルの外へ出てみる。これが暑い。日本では最高気温が25度を下回っていたと思うが、ベルリンは30度近くあったようだ。日本より涼しかったり、朝晩が冷え込むことを考えて、薄手のブルゾンや長袖Tシャツを持ってきていたがまったく無駄だったようだ。
ターミナルの外に、市内交通の切符売り場を見つけた。ここにVISAのマークがあった。クレジットカードが使える。さっそく、2人分の切符を購入。2時間券で2.1ユーロ。当時のレートは1ユーロ=157円ぐらいだったので、310円ちょっとか。ユーロ高のせいで高い。前にドイツに来たときは200円ちょっとじゃなかったかと思う。
無事、切符を購入して、バスに乗った。日本のバスよりも長い。

街に入る

バスは普通の路線バスだが、バイパスらしきところをビュンビュン飛ばして、Kurt-Schumacher-Platzに到着。ここで乗り換え。ベルリン郊外の市街地といったところ。周辺は住宅地だが、駅前はスーパーなどが立地している。ここで、地下鉄に乗り換えて、Stadtmitteまで行く。切符は空港で買った2時間券がそのまま使える。ベルリンに限らず、ドイツのどの都市でも地下鉄、トラム、バス関係なく同じ切符で通しで乗ることができる。ベルリンでは地下鉄、バスのほか、Sバーンと呼ばれるドイツ国鉄の電車、東京で言うところの山手線や中央線みたいなもんまで同じ切符で乗れる。便利ですよ。

ホテルに着いた

無事、ホテルに到着。チェックインを済ませると、相方は疲れて寝てしまった。僕は荷物を置いて、とりあえず外に出てATMを探す。ホテルはCheckpoint Charlieの近くで観光客が比較的多いところなので、どこかにATMが置いてあるだろうと思って歩いてみたら、苦労して探すことなくホテルから歩いて3分ぐらいのところで見つけた。ここで持ってきたクレジットカードと新生銀行のキャッシュカードを一通り試して、全部使えることを確認した。

Friedrich Strasse

この時点で時刻は夜の7時ぐらいになっているが、この時期のベルリンは9時半ぐらいまで明るい。しかし、ホテルに戻っても相方が起きそうにないので、Friedrich Strasseあたりまで散歩することにした。以前Friedrich Strasseに来たときは駅前が工事中であったが、それも出来上がっており、特にトラムの停留所がきれいになっていた。上が2000年、下が今回。


この時点で夜の10時。一気に暗くなるとともに、街に屯する人たちが向こうのヤンキーみたいな人ばっかりになってきたので、まだ一日目でオヤジ狩りされてはたまらんと思って、地下鉄でホテルに戻って寝た。地下鉄で戻ったのは歩き疲れたせい。

というわけで翌日へ続く

CPAPを使って4日

一つ前のエントリで紹介した機械は、CPAPと言う。この機械は寝ている間に無呼吸状態を検知したら、鼻を通して空気を送り込むことで気道を塞がないようにするものである。坪井病院のWebSiteから引用

CPAP療法は、閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者さんに極めて有効な治療法の一つで、現在では最も多くの患者さんに行われている治療法なのです。
この治療法は何らかの原因で発生する気道閉塞に対して行う対処療法のひとつで、鼻マスクを利用して空気を送り込み、圧力をかけ、気道を閉じないようにするのです。したがって、睡眠時無呼吸症候群の原因に対する根本的な治療ではありませんが、現在では最も有効な治療法と考えられているのです。

CPAPには一定の圧力で空気を送り続ける固定CPAPと気道の閉じ具合に応じて圧力を変化させるオートCPAPの2種類があり、ぼくが使っているのは、後者のオートCPAPである。

土曜日に使い始めて、4日使ってみたところの感想をメモしておく。

頭痛がなくなった

特にこのところ、朝起きたときに左のこめかみの上あたりに軽い頭痛があったのだが、CPAPを使い始めてからは少なくともそれはなくなった。頭痛がなくなったことが日常生活上、劇的に良い影響を及ぼしているかどうかはわからない。

意外とすぐ慣れたが、二度寝ができない

この機械はかなり違和感があるので、最初から装着して寝るのは無理ですよ。1時間でもいいから寝る前に装着して横になって慣れていってくださいねと医者からは言われていたが、寝ることに関しては時と場所を選ばない僕にとっては、「そんなの全然関係ねぇー」(c)小島よしおばりに、1日目からすぐに寝れた。ただし一度起きてからもう一度寝ることまではできていない。
ちなみに最初2日間は4時に、昨日は5時に、今朝は6時に起きた。機械に慣れなくて起きてしまったのかと思っていたが、原因はクーラーが切れて室内の温度が高くなり、寝苦しくなって起きたに過ぎなかったようだ。1日目に起きたときには体中に汗をびっしょりとかいていた。

昼間の眠気は収まらない

肝心の昼間の眠気は収まっていない。相変わらず昼食後、1時半から2時半の間は相当眠たい。というか時折うたた寝してしまっている。ここ数日間の睡眠時間はおよそ6時間である。

うっかり口を開けると大変

この機械は鼻で呼吸をしていないと空気を送り込まれるようで、うっかり口を開けて呼吸しようもんなら、鼻にガンガン空気を送り込まれる。その空気は口からファ〜っと出ていく。口の開け方によってはいびきをかくように、すごい音がする。2日目の夜中に起きたときは、同時に金縛りに遭ったので、いびきのような音が止まらず大変だった。

メンテナンスが大変

この機械は定期的にメンテナンスをする必要がある。日々の手入れとしては、マスクを濡れふきんで拭くことと、マスクと機械を繋ぐ管を陰干しする。このうち後者の陰干しであるが、管を真っすぐ縦に吊るす必要がある上、この管が2mほどあるのだ。2mの管を縦に吊るせてかつ一日中陰干しできるところは我が家にはないわけで、仕方なくベランダの物干竿に上の方をくくりつけて干している。おそらく完全な乾燥はできていないだろう。