hTc Desire 626で楽天モバイルを1ヶ月使ってみた感想
この記事から1ヶ月経っていろいろ見えてきたことを記しておく。
iPhoneからhTCのミドルレンジのスマートフォンに替えたことと、auから楽天モバイルに替えたことを区別して記しておこう。
iPhoneからhTc(Android)に替えてどうだったのか。
メモリ
内蔵の16GBのメモリでは到底足りないので、32GBのmicroSDHCカードを入れている。iPhone時代の音楽データも全て入れて、アプリもSDカードに入れられるものは全てSDカードに移した結果、SDカードの残り容量は10GB、内蔵メモリの残り容量は3GBという状況。まあ、サクサク動いている。
アプリ
移せるアプリはSDカードに移しているが、内蔵メモリ上でしか動かないアプリもあるので、内蔵メモリの容量を開けることはなかなかできない。Android6.0にアップデートされるという第二四半期に期待。SDカードに移したはずなのに、アップデートで内蔵メモリに戻ってしまうアプリもあるのが困る。
カメラ
ホワイトバランスを選べば、多少、マシな写真は撮影できるようになった。とは言え、ホワイトバランスの設定も極端なので、内蔵のエディタやVSCO Camを使ってフィルタかけたり、露出や彩度などを調整することが多い。Eye-Fiは買ったけれども、デジカメはあまり持ち歩いていない。ただし、年始に東京の現地調査をした際に250枚ほどデジカメで撮影して、そのままiPadにEye-Fi経由で取り込んで、そのままお客さんとの打ち合わせに見せられたときにはEye-Fiの便利さを痛感したので、Eye-Fiも便利だと思った。
カレンダー、タスク
Googleカレンダーをインストールしたが、案外使いづらいのと容量を圧迫しそうだったので、hTcの純正アプリを使っている。自分のカレンダーだけでなく、社内の他のメンバーの予定も表示できるので、役立っている。タスクについてはGoogle Tasksは時間の指定ができないが、hTcの純正のタスクアプリ(要インストール)は、時間の指定ができる上で、Google Tasksとも連携できる(Google Tasksのタスクに、時間の情報を別途付加しているということだと思う)ので便利。
IME
ATOK Passportを使っているので、ATOKにしている。台湾旅行の際の調べ物用にGoogle手書き入力もインストールしている。とは言え、パソコンのATOKと比べると、そんなに賢くはない。Google日本語入力の方が優秀だと思うときもある(しばらく併用していたが、メモリの節約のためにGoogleは手書きしか残していない)
Dot Viewケース
蓋を閉じれば、液晶を消せるので便利だし、蓋を閉じたままロックボタンを押すと、時刻と天気、気温が表示されるのは便利である。ただ、写真を撮るときに、蓋を裏側へ折り返すと、レンズを隠してしまって撮影できないので、中途半端に開かないといけないのが面倒。特に、カメラに手ぶれ補正機能が無いので、カメラを横向きにして撮影するのが大変。
GPS
iPhoneほど精度はよくないが、困るほどのもんでもない。電子コンパスはないけれど、GPSでの継続的な計測で、進行方向は問題なく示すことができる。もともと方向感覚には自信があるので、電子コンパスがなくても困らないんだけど。
ラジオ
FMラジオが聴けたのが案外よかった。ただ、ラジオの受信感度はあまりよくない。また90mHz以上の周波数に対応していないので、AMのFM補完放送には対応していないほか、台北でもラジオ局の周波数が90mHz以上だったので、ラジオが聴けなかった。hTcはそもそも台湾の企業なのだから、FMラジオで90mHz以上の周波数が受信できないことはないはずなので、ソフトウェア側で対応できるんじゃないかなと思うのですが。
フォント
日本語のモトヤマルベリの丸ゴシックがダメすぎる。英語モードにすると日本語は角ゴシックになるが、中国語のようなフォントになるので、違和感がある上、「、」や「。」も「・」のように、字の真ん中に表記されるので違和感ありあり。面白いけど。Marshmallowになると、日本語フォントがnoto sansになるそうなので、そこまではガマンかなあ。root取ってまでフォントを変えようとは思わないので。
大きさ
iPhone6より一回り大きくなったのだが、プラスチック製であることや、Dot Viewケースもあって、持ちやすく使いやすいと思う。5インチの液晶も見やすい。これ以上大きくなると片手操作がしづらくなるし、小さいのは情報量が少ないので不便になる。もう小さい画面には戻れない。
楽天モバイルはどうなのか。
速度
まあ、いいんじゃないですか。測ってないけど。
総括
大変満足しております。