エクセルの計算は「+」から始めちゃダメ!
ちょっとメモ。
ここでちょっと、皆さんに質問があります。計算を始めるとき、あなたは最初にどのキーを押しますか?
ほとんどの方が、[=]キーと答えると思います。ところが、投資銀行では[=]ではなく、[+]から始める人が多い。筆者も[+]から始めています。
[+]から始めても[=]から始めても、計算はできます。どちらを使ってもよいのです。では、なぜ[+]から始めるのか。その理由はキーボードにあります。[=]を入れるには、[Shift]+[=]キーを押すので、2 手必要です。
ところが、キーボードによっては右側にテンキーがあります。USB接続のテンキーを使っている人もいるでしょう。テンキーの右端の列には[+]キーがあるので、これを押せば1手ですむわけです。
それは正しいのだけど、この作者は自己矛盾を起こしている。
一つ前の記事で、
F2キーですべての計算の中身をチェック
数式が入力されたセルをクリックして[F2]キーを押すと、計算の中身がわかります。ベタ打ち数字のセルであれば計算式が表示されないので、ベタ打ちであることを確認できます。
Excel2007では、[+]キーで始めた計算のうち、除算は計算した結果を反映させてしまうので、計算の中身がチェックできない。
例えば、
+5+5/8
と入力すると、セルの中身は、
=5+0.625
と表示されてしまい、除算の中身は検証できない。
これを回避するためには、[=]で始めるか、除算部分を()で囲ってしまうしかない。
1アクション増えたとしても、数式は[=]で始めるべきである。
Google Spreadsheetはそもそも[+]で数式を始められないし。