インド料理食事会〜渡辺玲さんを囲んで〜
その3からの続き
はじめに
僕が一番隅に座っていたため、全体的に写真が暗く見づらいことをお断りします。
K1郎さんの記事を見ていただいた方が写真がきれいだと思います。
悩むまさやん
料理教室が終わり、この後は夕方5:30から三宮のSONA RUPA(ショナ・ルパ)で渡辺玲さんを囲んだ食事会。その前に時間があるので、Haggie氏から北野スパイス巡りのお誘いを受けたのだが、外はあいにくの雨につき徒歩での移動が難しいということで、Haggieさんらと別れ、まさやん氏の案内でいくたロード沿いの南インドダイニングのChalte Chalteでお茶をした。
ここまでノンアルコールで来たので、ビールを飲みたかったのだが、食事会で乾杯のビールは出るとのことだったので、ビールを飲むのは我慢して、インディアン・コーヒーを飲んだ。
まさやん氏は、しきりに当日、ご家族にインフルエンザの人が出たためにキャンセルされた人のために返金しようか、なにか便宜を図ろうか悩んでいた。みんなは、最初に規定した通りでかまへんやんと言っていたけど、彼は法律関係の仕事をしているらしく、(自分で決めた)決まりに従うだけでいいのだろうかと自問自答していた。
たぶん、彼はそうやって悶々とするのが好きなのだろう。
食事会
適当な時間になったのでショナ・ルパへ移動。生田新道を歩くのはかなり久しぶりである。ドンキができていたのは知っていたが、ワシントンホテルが別のホテルになっていたのは知らなかった。注意しなかったけど、いろんな店が変わっているようだった。
ショナ・ルパへ入る。入ったところにこの本が並べられている。
- 作者: 佐々木裕子,ビジョンムカルジー,桐田和雄
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 1995/07/20
- メディア: 大型本
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ここのご主人であるビジョン・ムガルジー氏がその本の著者である。この本は僕も持っており、先週作ったチキン・カレーなどはこの本のレシピに沿って作っている。
しかし、ショナ・ルパのことは知らなかったので、その著書は持参しなかった。あー、失敗。
まあ、そういうことは置いておいて、店内はこんな感じ。まさにインド・レストランですよ。さすが神戸というか。
まず、ムガルジー氏のスタンスや今日のメニューの説明など。ブロガーに的を射ない批判されたことがあるらしく、写真は禁止にしたとのこと。この日は貸切のため特別に許可してもらった。
みなさん、こんな感じで乾杯のビールを飲んでる。
今日のメニューはムガルジー氏と主催者の入念な打ち合わせの下で用意された特別コースメニュー。
まずはスープ。
もうね、のっけからうまいという感想しか出ないんですよ。このスープはスパイシーなのに辛くない。野菜や豆をすりつぶしたものとスパイスが入っているんでしょうかね。このスープが普通の皿に出てきて、これがメインのカレーです、ごはんにかけて食って下さいと言われても喜んで食べますよ。隣のテーブルのグルコバのこばやしさんが「こんなん再現できん」とつぶやいていたのが印象的でした。
オードブルが出る間に酒飲み席ではインドワインのボトルを開ける。シャルドネの白ワインですね。フルーティでとても飲みやすいので、ワインが全然わからない僕でもおいしくいただけました。
ここで、オードブルが出てきます。左からサモサ、チキンティカ、フィッシュコロッケ
フィッシュコロッケは、スリランカのタンカースに似ていますが、新栄のコロンボのタンカースに比べると、味は似ていますが具に粘り気があってちょっと食感が異なります。どっちもうまいです。
サモサはコーン、ナッツ、ジャガイモ、野菜が入っていて盛りだくさんですね。本当はサモサじゃないらしいのですが。
オードブルをいただいたあとは、K1郎さんが太っ腹にもスパークリングワインを1本くださいました。もう足を向けて寝られません。
メインの登場です。左はエビのマライカレー、右はバスマティライスで作ったプラオ。
そして、ナスとチャナ・ダルのカレーに、スタッフト・キャプシカム(スタッフドピーマン)
でもって、ナンとミントのポロタ。
盛りつけるとこんな感じ。
どれもこれも手の込んだ品で、かつ素材とスパイスの深い味わいが感じられました。(おいしいものに対する表現力が乏しくてすいません)
ちょっと変わったものとしてインドビールのゴッドファーザーをいただきました。飲みやすいビールだけど、アルコールが7%で強めなので要注意。
最後にマンゴアイスクリームとチャイをいただきました。
聞き耳を立ててメモ
- ココナッツミルクはココナッツの実を内側から削って水で搾ったもの。最初に絞ったものを一番搾りと言い、市販のココナッツミルクの濃さになる。このあと水を足してもう一度絞ったものが二番搾り…となる。
- コリアンダーは種を植えて最初のウチは肥料を多めにやるとよい。秋蒔きで10月ぐらいでもよい。
帰宅
8時過ぎに終了して解散。さて僕はというと、前にも書いたように今回は新幹線を使わないと決めていたので、道中のおつまみにどうぞと中国産の落花生をちびぱんさんからいただいて、JR三ノ宮からこばやしさんと一緒に新快速に乗った。大阪でこばやしさんが降りた後は米原、大垣と乗り継いで名古屋に23:40分頃到着。そして自宅には0時過ぎに戻った。朝5時起きだったのに、途中寝たのは新快速の車内で10分程度。いつになく起きていた一日だった。
料理教室では食事まで一度も座らず立ちっぱなしだったこと、電車に長時間座っていたので腰が痛くなったのだが、腰を横に曲げると痛むので、よーく考えてみれば、腰痛の理由は土曜日のスポーツクラブで6kgの鉄アレイでサイドベンドを泣きそうなぐらいやったことによる筋肉痛でした。
後日談
今回の遠征の一番の目的だった、次回南インド料理食事会 in 名古屋の開催について全然打ち合わせしなかった。教室ではすこしHaggieさんに話したけど、食事会ではすっかり忘れていた。