ブレーンストーミングの人選
僕が働く会社では、ブレーンストーミングによるアイデア出しがしばしば行われる。これが僕には苦痛なのである。その理由は、ブレーンストーミングの人選にある。
社内で行われるブレーンストーミングには、部長や社長も参加する。
しかし、部長や社長は実際の作業を行うわけでもなく、ただアイデアを好き勝手言うだけである。
しかも、そもそもテーマに対する事情を理解してない場合も多い。
従って、物理的に不可能なアイデアや、既に別のもので代替可能なアイデアや、詳細検討をするまでもなく明らかに合理性を欠くアイデアばかり頻出する。たまに、面白いアイデアもあるのだが、95%はこのようなアイデアなのである。
つまらないアイデアは批判しないが、明らかに勉強不足であると思われるアイデアが出てくると批判もしたくなる。しかし、相手は上司なので、みんな持ち上げる。なんて下らない。時間の無駄だ。
ブレーンストーミングを行うに当たっては、ある程度共通の認識を持ったメンバーを選ばなければ、ストレスが溜まるだけだと思うのだが、その辺はどうなんだろう。
それともブレストとは、好き勝手言う人達のお言葉を貰う場なのか?
ちなみに、このブレストでは書記を置かないので、出たアイデアは垂れ流しである。