溢れ出る加齢臭

カレー臭に加え加齢臭が溢れ出る年齢になりました。

オークス

今日もテレビで競馬のオークスを観戦。結果は1番人気シーザリオがクビ差ながら力の差を見せつけて勝利。
正直、シーザリオは出足が悪く、隣の馬に被され、前に入られて後方待機を余儀なくされ、また、最初の1000mが1分3秒という超スローペース(その前のレースが2週連続で1400mのレコードタイムを記録するぐらいの高速馬場なのに)、まだ周りの馬に囲まれて直線に入るまで後方のまま、しかも、最後の直線で僚馬ディラデラノビアと接触しながら、最後30mぐらいで前を行くエアメサイアを差しきっての優勝。普通の馬なら届かずに、罵声を浴びているところだろうが、この結果には恐れ入った。スペシャルウィーク×サドラーズウェルズという配合は力のいる馬場が似合いそうなのだが、この馬はすごい切れ味を持っている。
はっきり言って騎乗ミスであることは福永Jも認めているが、それでもジタバタせずに腹をくくったことが勝因か。
オークスのレース後コメント(ラジオNIKKEI)
福永J曰く、「スタートしても出がよくなくて」
テレビのインタビューでは、いつもよりゆっくり出したと言ってなかったか?馬がいいスタートをきらなかったのか、馬にいいスタートをきらせなかったのかはっきりしろい。でも正直に反省しているところが良し。
武豊J曰く、「今日は馬が落ち着いていたし、馬体もよかったし、状態はすごくよかった。レースもうまくいったし、勝ったと思ったんだけどなぁ…あれじゃしょうがない。勝ち馬が強かったよ。距離はこれくらいでも大丈夫。状態もレース振りも完璧で、これで勝てないならどうやって勝つんだって感じですよ。とにかく惜しかったなぁ…」
そりゃ、そうだろう。だって、道中、先行集団のすぐ後ろに待機して、直線半ばでエイシンテンダーを抜き去って、勝ったと思っただろう。そして、前に書いた、シーザリオに外から被せて、前に入って、シーザリオを後方に追いやったのは、他でもない武豊エアメサイアなのだから。完全にレースと福永Jを支配していたのに、シーザリオの絶対能力だけでやられてしまうと、やる気なくすわな。
福永J本人ではなく武豊Jと蛯名Jが「負けパターン」と言っているのが無性に笑える。